理科研究部【合同】 最新情報

2023年2月

【理科研究部】埼玉県主催 「川の再生交流会2023」 参加報告

2023年02月22日

2月11日(土)に、埼玉会館(さいたま市浦和区)において埼玉県主催「川の再生交流会2023」が開催されました。ポスターセッションにおいて、発表を行いました。

10時~12時 全体会(インターネットで同時配信されました)
13時~15時 ポスターセッション

全体会では、主に東京大学の地域未来社会連携研究機構の特任助教である河川工学専門の坂本貴啓さんが河川のことについてお話されました。
概要としては、自己紹介、水辺を生かした町づくり、河川管理に貢献する市民の力、そして埼玉県の官民連携の川作りの可能性について講演をされました。

1時間の講演を聞いて、私達は河川の魅力を改めて知ることができました。また、河川に対する意識が大きく変わり、企業などでの現在行っている様々な取り組みを知ることができました。
これからの川づくりについて色々考えさせられるものがあり、とても充実した時間となりました。

川の再生報告会.jpg「川の再生交流会2023」全体会の会場の様子

昼食後には、ポスターセッションが行われました。
ポスターセッションでは、河川に関する調査報告を様々な人と報告・共有し、白熱した議論の場となりました。
例えば、千葉工業大学の学生がシジミの体内に含まれるマイクロプラスチックの調査・研究を行っていたり、NPO団体の方が河川のマイクロプラスチックの調査を行っていたりと、河川に対する意識の高さ・高い調査力・研究力に圧倒されました。

私達のポスターでは、芝川の水質調査、清掃調査、マイクロプラスチックの調査などに興味を持って下さった方々と意見を交換し合い、大変有意義な経験となりました。

川の再生報告会③.jpg   川の再生報告会②.jpg

 「川の再生交流会2023」ポスターセッションの会場の様子

おかげさまで、無事に終了することができました。
各調査の実施から準備に至るまで、皆様のご理解・ご協力に改めて深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

栄東高等学校 理科研究部
高校2年 宇野澤 / 高校1年 岩﨑 、豊岡

【理科研究部】卒業生による実験教室 「栄東ラボ」を開催しました。

2023年02月16日

41期生の島村 泉里君(信州大学理学部2年)による、生徒対象の実験教室「栄東ラボ」を開催しました。

私は栄東高校理科研究部の41期の部長を務めさせていただき、現在は信州大学理学部に通っている島村と申します。
長野県に住んでいる現在でも、「栄東ラボ」のお手伝いとして学校に関わらせていただいております。

栄東ラボは実験の楽しさを伝えるために、42期生の後輩である宮﨑和至君の発案から始まっていると聞いています。
私は現在、大学にて教職課程を履修しているのですが、その中でも理科の理解と定着という点において、実験という方法が現在では理解を深めるために重要であるとされています。

昨年12月に開催した第4回は「音の高さの謎を解明しよう!!」をテーマに、楽器を持ち寄り、実際に音を出してみることで、参加をした生徒たちに物理学の波動分野を楽しく学んでもらうことができました。
その中では、授業で教わった知識を駆使しながら目の前の実験器具を通して、自ら考える生徒の姿を見ることができました。
「理科研究部でこんなに楽しい実験ができるなら入ればよかった」と生徒が言ってくれたことは、強く記憶に残っています。実験を通して理科の楽しさを知ってもらえたら、理科を学ぶ者の一人として嬉しく思います。



理科学研究部.jpg生徒たちを相手に気柱の振動の仕組みを語る宮﨑君(第4回栄東ラボ)

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