園芸同好会【高校】 最新情報

SPP 埼玉県産いちごの品種改良 in 埼玉県農林総合研究センター園芸研究所

2013年09月05日
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イチゴの除雄作業
 久喜市にある埼玉県農林総合研究センター園芸研究所で、SPP講座「埼玉県産イチゴの品種改良」を実施しました。この講座は、花粉の交配から収穫までの6回におよぶ連続講座になり、今回はイチゴの実から種を取る作業を実施しました。イチゴの種は、普段食べているイチゴの実の表面にある小さな黒い粒です。この種を取るために、ナイフやピーラーを用いてイチゴの実を薄くはがし種をとり、乾燥させました。その後、完全に乾燥した種を育種用に改良した特殊な器具を使い、小さなポットに一粒一粒蒔いていきました。非常に細かい作業で、品種改良で新しい生命を生み出すことの大変さに少し触れたように感じました。

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イチゴの種取作業
イチゴの播種

埼玉県では、何十年も新しいイチゴの品種が誕生していませんが、もう少しで品種の誕生という状況に現在あるようです。6月にあった文化祭の園芸同好会のブースで、埼玉県産のイチゴの名前を考えてもらいました。その中にはイッツゴー、紅の華、武蔵紅丸、彩のチゴなどユニークな名前が寄せられました。もしかするとこの中から、埼玉のイチゴの名前がつけられるかもしれません。今後のSPP講座とともに、埼玉県産いちごの誕生もご期待ください。

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