高校AL土曜講座(講座名:地震・火山を学び伝える)の校外活動の一環として、東京都墨田区両国を訪れました。受講生徒たちと担当教員とで訪れた横網町公園の付近は、1923年9月1日に発生した関東地震(関東大震災をもたらした地震)において、地震による揺れとその後に多発した火災により被災致しました。横網町公園のすぐ近くに、大相撲も開催される両国国技館があります。受講生徒の1人、高校1年の増賀さんの感想を紹介します。
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両国国技館は関東大震災でもっとも大きな被害を受けた場所の1つです。この文章を読んで下さっている皆様の何割ぐらいの方がご存じでしょうか。私も今回実際に両国国技館近くを訪れましたが、災害の面影を一切感じさせない迫力と緑が豊かな場所でした。しかし横網町公園に到着し、東京都慰霊堂を参拝して、復興記念館を見学させて頂き、災害の悲惨さを思い知らされました。特に、地震による火災により発生した火災旋風で多くの人が亡くなったことが描かれた絵や、震度が大きすぎるあまり機器が壊れたことで途中で途切れた地震記象に強い衝撃を受けました。さらに、災害の面影を感じさせない景色の裏には復興を進めてきた多くの人々の存在があることを再認識しました。地学の分野に興味がない方も、皆さんぜひ一度訪れてみて頂きたいです。
見学後には、震災復興時に建てられた石碑や群像を受講生同士で協力し、先生のお力添えも頂きながら調査しました。調査した石碑には震災から復興へ向けた希望を詠んだ俳句、亡くなった方々を弔いと宣言など当時の人々の想いが詰められていました。1人ではできない体験を楽しいと感じると同時に、震災の記録とこの言葉を残していかなければならないと強く感じました。
今回の学習は、ALを受講する一生徒としてではなく、今を生きる人間として必要なものだったと考えます。今回の経験や得た知識を種とし多くの方に地震・火山についての学びを伝えられるような研究を進めていきます。
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