中学3年生は5泊6日の行程で、沖縄・長崎修学旅行を実施しました。
一日目から二日目は沖縄で研修を行いました。美ら海水族館の見学を行い、雄大な海の生き物たちの姿を間近で感じることができました。本校卒業生が発見した新種の魚の展示ブースもあり、興味深く観察をおこなっておりました。
さらに、平和記念公園にて平和学習をおこないました。沖縄地上戦の歴史を事前学習し、研修旅行にのぞめたことで、自分自身のこととして捉え、より深い学びにつながってくれたと考えます。
沖縄わーるどおよび国際通りの散策では沖縄の文化に触れ、普段体験できないことを実際に体験することで多方面に興味関心を伸ばしてくれたと感じております。
三日目から五日目は長崎で研修を行いました。平和学習として平和記念公園と長崎原爆資料館の見学を行いました。見学の際には、沖縄と同様に自分のこととして捉え、普段あまり見られないような眼差しで資料を読み込む姿や、ガイドさんの話に耳を傾ける姿を見て、誇らしく思いました。
さらに、軍艦島クルーズを実施しました。天候が悪いと上陸できない可能性もありましたが、無事、見学することができ、明治日本の産業革命の歴史に間近に触れることができました。
長崎市内散策では、生徒たちは思い思いの課題を掲げ、自身の課題探究のために様々な施設を訪れ、学習しておりました。歴史資料館で教員とディスカッションをしながら、見学している姿なども見られ、学習への前向きな姿勢に感心しました。
ハウステンボスは一転して、生徒たちが友人たちと和気あいあいと過ごす姿が見られました。また、夕食時にはテーブルマナー教室が開かれ、緊張しながらも一所懸命に取り組んでおりました。
最終日は福岡空港へ向かう道すがら、吉野ヶ里遺跡と大宰府天満宮の見学を行いました。
吉野ヶ里遺跡では現地のボランティアの方にガイドをしていただきながら、遺跡ができた歴史などを解説していただき、生徒たちも興味深く聞きながら、質問をしている姿が見受けられました。
太宰府天満宮では学業成就を祈願し、絵馬をかざる生徒や、おみくじをおこなう生徒が見られ、しゅうがくりょkの最後を惜しむように思い思いに過ごしておりました。
今回の研修旅行は、中学校生活の集大成として生徒一人ひとりが目的意識をもって参加し、中学三年間での成長を実感できる有意義なものとなりました。