「たちどまって考える」
著者:ヤマザキマリ / 出版社:中央公論新社
この本は、新型コロナウイルスが世界中で感染爆発し、
パンデミックが起き始めたころに筆者が書いたものです。
筆者は今まで、これほど長い期間家に閉じこもって
自分や社会と向き合ってきた経験はなく、今回が初めてでした。
この本の舞台は数か月ほど前なので、少し懐かしくも思いました。
この本では途中、日本はなぜ感染爆発しなかったのか、という問いがあげられています。
それに対して筆者は「人と人とのキョリが広い」ということをあげています。
海外暮らしが多い筆者の書いたこの本は、きっと人々に希望を与えるでしょう。
ぜひ読んでください。
※生徒がこの文章を書いたのは、2020年冬頃です。
(中2 U.Hさん)