栄東中学校・高等学校

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2016年3月 - 理科研究部【合同】

はじめに【理科研究部】

2016.03.25

 理科研究部(理研)は、その名の通り、あらゆる理科に関することを研究する部活です。

 本校のすぐ横を流れる芝川の水質調査や生息生物調査(定例活動)に加え、部員1人1人が自分自身の興味がある事項を自由に研究できます。自由かつのびのびとした活動方針が特徴です。2016年度の活動予定は、以下のとおりです。

◎芝川の継続調査(生息生物と水質の調査・清掃活動・流域の方へのアンケート調査)

◎幸手市と杉戸町に残る1923年関東大震災の調査(2015年度の継続研究)

◎1896年・1933年三陸地震の津波に関する研究

             (岩手県宮古市田老地区を対象の継続研究、他)

◎レクレーション合宿の実施(山梨県大菩薩峠)

◎機械工学(ロボット作成計画)

◎硫酸銅の溶解に関する研究

 生徒が主体となって作成した論文や報告書を掲載しました。ぜひご覧下さい。

☆『埼玉県さいたま市に残る1923年関東地震に関する石碑 その1』

         論文(石黒・他(2014))はコチラ(PDFファイル

☆『埼玉県さいたま市に残る1923年関東地震に関する石碑 その2』

         論文(石黒・他(2015))はコチラ(PDFファイル

☆『水質と生息生物から見る芝川の現状と考察』

         論文(上原・他(2015))はコチラ(PDFファイル

 また、5月におこなわれる下記の学会でポスター発表をします。ぜひ、会場へお越し下さい。詳しくは、HPで確認願います(学会名を入力して検索可能です)。

学会名: 日本地球惑星科学連合2016年大会(高校生セッション)

場所 : 幕張メッセ国際会議場

日時 : 平成28年5月22日(日)

     11時~        研究概要の説明(国際会議室での口頭発表)

     13時45分~15時15分 ポスターセッション(ポスター会場)

発表者: 新 高校3年 安倍聡志・他

      「岩手県の三陸地方に被害をもたらした明治・昭和・平成の大津波」

     新 高校1年 長澤啓太

      「2015年9月9日に関東地方に被害をもたらした記録的大雨の検証」

三陸巡検を実施しました

2016.03.25
 「歴史地震31号」に投稿する論文の調査を昨年11月22日に岩手県宮古市の田老地区で行い、再調査を本年1月31日に実施しました。調査では三陸地震に関する石碑を判読し、先人たちの思いに触れてくることができました。 DSC03671.jpg  田老地区には明治29年と昭和8年に起こった三陸地震の大津波が襲来し甚大な被害をもたらしました。地区には多数の石碑が残されており、その内容も被災当時の状況を書き記したものから慰霊碑、教訓を書き記したものなど内容も多岐にわたり、様々な内容を読み取ることができました。
 田老地区は平成23年の東北地方太平洋沖地震においても甚大な被害を受けた地区であり、被災地の現状を見ることができました。復興工事はまだまだ進んでおらず、私たちも引き続き支援を続けていく必要があると改めて感じさせられました。また、田老地区には昭和三陸地震の後、地区の住人らが建設した巨大な防波堤が建てられていましたが、東北地方太平洋沖地震の大津波によって大きく破壊されていて、改めて津波の恐怖を感じさせられました。次年度以降の活動においても三陸地震の石碑調査を行っていきたいです。

学術誌『歴史地震31号』に明治・昭和三陸地震に関する論文が掲載されます

2016.03.25
 明治・昭和三陸地震の石碑調査の結果をまとめた論文を学術誌『歴史地震』に投稿し受理されました。昨年11月と本年1月に実施した三陸巡検の結果をまとめた論文で高校3年の安倍を筆頭に各部員で協力して執筆を行いました。
 今回の論文では岩手県宮古市の田老・摂待地区に残された明治・昭和三陸地震に関する石碑の碑文を調査しまとめました。論文の執筆は毎日放課後に行われ、繰り返し校正作業を行うなど大変でしたが無事完成させることができました。今回調査した石碑は、今後の復興工事などで損失される恐れもあるので非常に有意義なものになったと思います。
 論文の執筆を通して、三陸地震を体験した先人達の意志に触れることができたと思います。今回の結果を今後、様々な場で発表し、この体験を活かしていきたいと思います。

 論文の内容は、『日本地球科学連合 2016年大会 高校生セッション』で発表されます。

毎年恒例となったレクレーション合宿

2016.03.25

 2015年9月21日(月)~22日(火)の1泊2日で、山梨県の大菩薩峠に行きました。この行事は、ハイキング・天体観察・科学観察を目的としたレクレーション合宿で、中1~高2までの部員が協力し合うことができ、安全に充実した2日間となりました。

 1日目は、JR中央本線の塩山駅から路線バスで大菩薩峠登山口(裂石)まで行き、そこから宿泊地までは登山道を3時間ほど歩きました(写真1)。宿泊地(大菩薩ヒュッテ)に到着すると、みんな登山の疲れもあったと思いますが、手際よくまきストーブの火おこし(写真2)や夕食の準備(写真3)に取り組みました。

曇り空だったため、目的の1つだった天体観察は残念ながら出来ませんでしたが、普段は経験できない山小屋での宿泊を満喫しました。

 2日目は、大菩薩峠までハイキングをしました(写真4)。晴れ間のある天気でしたが、遠方の景色までは一望できず、次回に期待したいと思います。それから、グループに分かれての活動(姫の湯沢での生息生物調査・水質調査・水源めぐり)をしました。楽しいひとときはあっという間に過ぎ、大菩薩ヒュッテから大菩薩峠登山口まで元来た登山道を下山しました。裂石のバス停にたどり着いたのは日暮れの頃でしたが、2日間学年の枠を越えて協力し合い、また常にお互いを気遣いながら行動できたことも、大きな収穫であったと感じています。

レク1.jpg  レク2.jpg  レク3.jpg  レク4.jpg
写真1 写真2 写真3 写真4

第44回(2015年度)私学文化祭で堂々と2つの研究テーマを発表!

2016.03.25

 2015年11月3日に東松山市民文化センターで開催された私学文化祭(作品展研究発表部門)で、次の2テーマの研究成果を発表しました。プレゼンは、スライドを用いた口頭発表形式でした(写真1)。

【発表1】空想科学する ~水中で燃える花火~ (高校2年生)

  水中で花火が燃える原理を説明し、実験の記録(動画)を放映しました。

【発表2】溶解速度の曲線 (中学2・3年生)

  溶解速度を表す「指数の式」の美しさを一生懸命に語る努力をしました。

 私学文化祭は、芸能祭・音楽祭・作品展の3部門が一堂に会する総合文化祭で、毎年、埼玉県内の私学約40校が参加します。プレゼンが終わった後の時間には、違う学校の生徒同士がお互いに研究内容を聞き合い、学校の枠を超えた交流が見られます(写真2)。また、(理科研究分野以外の)他部門を鑑賞することで、視野が広がることも有意義です。受付も、参加校が協力し合って、生徒が務めます(写真3)。一般公開は見応えがあり、子供から年配の方々までどなたでも楽しめます。

私学文化祭1.jpg  私学文化祭2.jpg  私学文化祭3.jpg
写真1 写真2 写真3

芝川での調査

2016.03.24

本校のすぐ側を流れている芝川とその調節池の調査を2015年10月17日と18日に実施しました。調査では水質と生息している生物について調査し、芝川本流とその調節池での環境の違いに関する論文を書きました。

芝川 生息生物.jpg芝川 水質.jpg

芝川は埼玉県桶川市を源流とし、川口市にて荒川と合流する都市河川です。当校の理科研究部ではこの芝川に関する調査を1988年から行っています。2012年度と13年度には、流域住民の方々に芝川についてのアンケートをとり、「汚い」「現状のままでいいとは思わない」という意見が多かったため、13年度と14年度に清掃活動を行いました。

しかし、今年度の調査では昨年度と比べ、本流の一部の地点において透視度(水がどれくらい澄んでいるかを示すもの)の急激な悪化が見られました。次年度の調査では、その具体的な原因、改善点について模索していきたいと思っています。生息している生物に関しては、調節池のほうでエビの繁殖が見られるので、それを餌にする生物を呼び込み多様な生物が住む環境にしていくことができないかなどを模索していきたいです。

学術誌『歴史地震 第30号』に1923年の関東地震に関する論文を掲載

2016.03.23

過去の地震に関する論文をまとめている学術誌『歴史地震』に『埼玉県さいたま市に残る1923年関東地震に関する石碑 その2』(石黒・他(2015))が掲載されました。また、さいたま市に残されている関東地震に関する石碑をまとめた論文について2014年と2015年の5月に日本地球惑星科学連合大会高校生セッションでも発表しました。

理科研究部では1923年関東地震がもたらした脅威や教訓を後世に残していく取り組みを行っています。毎年、埼玉県内のある地域について、その地域内に存在する1923年関東地震についての石碑の調査を行い、その結果を学術誌『歴史地震』に投稿しています。

石碑の調査は地域の図書館にある文献を参考に行っています。しかし、文献の記述と異なる場所にあったり内容が違ったり、そもそも存在しないこともあったりするなど苦労することも多いです。その分、完成した時の達成感は大きいです。この活動は過去の教訓を知る良い機会になっています。

理研ゼミ

2016.03.22

そもそも理研ゼミとは?そう思われる方も多いでしょう。この理研ゼミというのは理科研究部の第37期生らによって考案された、部員の個人研究の成果をお互いに発表する部活内のイベントで

ここではその理研ゼミの詳しい説明をしていきたいと思います。

 理研ゼミではそれぞれ調べた、炎色反応の実験や地震の研究を各自でパワーポイントなどでまとめ、互いに発表しています

 筆者はそこで個人研究のロボットについて発表しました。そではギアのかみ合いについてや、使えるセンサーの例として、光センサーや、タッチセンサー、超音波センサー、音センサーの紹介をしました。その例のプログラムなども紹介し、そのうえでそれらを応用することでできる、ライントレースや迷路脱出の説明をしました。ライントレースとは黒線に沿ってロを動かさせるものです。そのうえで、今後の文化祭でやりたいことや、その先でやっていきたいことなどを話しました

 このように、お互いに発表することで協力を仰いだり、相談や意見を言い合ったり、よりよい研究をしていくのが狙いで。また、互いの研究を見ることで、知らなかったお互いの研究を新しく知ることができます。部活の個人研究はお互いに知られずに終わってしまうことが多いため、このようにして研究を発展させる機会は貴重です。実際、ロボットについての研究は今までにもありましたが、その知名度が低いために後継者が現れず、打ち切られていました。そのようなことにならないよう、今後も理研ゼミは受け継いで行きたいです。


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