理科研究部【合同】 最新情報

2017年4月

【理科研究部】埼玉県幸手市の1923年関東地震の調査を本格的に始動

2017年04月24日

 幸手市は、1923年関東地震(関東大震災をもたらした地震)の埼玉県内の三大被災地の1つと言われています。3月末から進めてきた文献調査の結果も踏まえて、4月15日(土)に今年度最初の現地調査をおこないました。東武日光線の幸手駅周辺(旧幸手町)の寺社3か所を訪れ、建てられている石碑の碑文を読み取りました。現地調査の結果の一部(PDFファイル)を、ぜひご覧下さい。

幸手市に残る1923年関東地震の調査結果(一部)

 幸手市を対象地域とした関東地震の研究は、この春卒業をした37期生が高校2年生のときに着手しました。今後、さらに調査を続けて考察を深め、9月につくば市で開催される学会(歴史地震研究会)で発表をします。また、その後、学術誌(『歴史地震』第33号、2018年5月発行)への掲載を目指して、論文を作成します。

中学2年 篠田海遥・野間鉄心
高校顧問 荒井賢一

幸手市神明社に建つ石碑の両面を分担して調査中s.jpg

【理科研究部】日本化学会で発表&学術誌『歴史地震』(第32号)に論文受理

2017年04月06日

 新・高校2年田中健太が、3月28日(火)に芝浦工業大学豊洲キャンパスで開催された日本化学会主催の化学クラブ研究発表会で、ポスター発表をしました。展示をしたポスターは、PDFファイルをご覧ください(日本化学会HPに掲載される予稿原稿(P16)には誤りがあるため、こちらを閲覧願います)。

 学術誌『歴史地震』に投稿していた以下の論文2編が、おかげさまで査読を経て3月31日に受理され、5月発行の第32号に掲載されることになりました。
【資料】埼玉県春日部市に残る 1923 年関東地震に関する石碑
【報告】春日部市郷土資料館に残る 1923 年関東地震に関する記録
     ~大震災記念児童文集と大正 12 年粕壁町震災写真帳~
 共著者:元高校3年 小林優介・高木駿・山浦照良・安倍聡志・北廣創史
     元中学3年 竹原輝

 また、本研究への取り組みと成果について、春日部市郷土資料館で開催中の「収蔵品展」で紹介(パネル展示)をされております。

化学クラブ研究発表会のポスターセッションの様子_s.jpg

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